きょうのテーマは「食品ロス削減・国が期限“より長く”見直しへ」。消費期限は安全に食べられる期限。弁当やサンドイッチ、生菓子、食肉など品質が急速に劣化する食品。賞味期限はおいしく食べられる期限。ペットボトル飲料、乳製品、カップ麺、缶詰、スナック菓子など品質劣化が比較的緩やかな食品。賞味期限延長に期待(1)塩分が著しく高い食品。梅干しや漬物、塩漬けの魚卵など。(2)水分活性値低い食品。揚げ物、乾いた菓子、パルメザンチーズなど。(3)pHが低い食品。酢の物、砂糖、ジャムなど。(4)ばらつきや季節変動が少ない食品。レトルトパウチ食品、缶詰など。レトルトパウチ食品は今まで約1年だったものが改正案では約1年3カ月に(日本女子大学・小林富雄教授による)。
賞味期限の決め方(これまで)。細菌の数などを調べる微生物試験、油分の酸化や栄養成分の損失などを調べる理化学試験、味や香り、色などを確認する官能検査により、おいしく安全な状態が保たれる日数を決定。さらに安全に食べられる期間に余裕を持たせるため、試験結果で出した日数に「安全係数」という「0.8以上」の数値(目安)をかけ期限として表示する日数をより短く設定。例えば10日と出た食品は賞味期限が8日になる。日本女子大学・小林富雄教授によると、日本は安全基準が厳しい。世界的に見てもかなり厳しく品質を求める傾向。生食文化の歴史があり厳しいルールを課して安全性を担保、その結果食品廃棄物が増加。去年行われた消費者庁実施の実態調査では、安全係数を「0.8未満」に設定が加工食品970品目中約40%。改正案では“安全性がより高い食品”は安全係数の設定必要なし、安全係数「0.8以上」目安の文言を削除。
賞味期限の決め方(これまで)。細菌の数などを調べる微生物試験、油分の酸化や栄養成分の損失などを調べる理化学試験、味や香り、色などを確認する官能検査により、おいしく安全な状態が保たれる日数を決定。さらに安全に食べられる期間に余裕を持たせるため、試験結果で出した日数に「安全係数」という「0.8以上」の数値(目安)をかけ期限として表示する日数をより短く設定。例えば10日と出た食品は賞味期限が8日になる。日本女子大学・小林富雄教授によると、日本は安全基準が厳しい。世界的に見てもかなり厳しく品質を求める傾向。生食文化の歴史があり厳しいルールを課して安全性を担保、その結果食品廃棄物が増加。去年行われた消費者庁実施の実態調査では、安全係数を「0.8未満」に設定が加工食品970品目中約40%。改正案では“安全性がより高い食品”は安全係数の設定必要なし、安全係数「0.8以上」目安の文言を削除。