きょうのテーマは、納豆の粒とひきわりの違いだ。全国納豆協同組合連合会によると、見た目や食感だけではなく、栄養価にも違いがあるという。粒納豆は、大豆を水につけて蒸し、納豆菌をかけて容器に入れ、発酵させる。ひきわり納豆は、大豆を細かく刻み、皮を取ってから、粒納豆と同じ工程で発酵させる。ひきわりは、小粒で皮がないため、消化が早く、子どもなども食べやすい。小粒のため、表面積が広く、納豆菌も多くなる。納豆菌の働きで、ビタミンKが粒納豆の約1.5倍ある。ビタミンKは、骨を丈夫にするのを助ける。粒は、皮があるため、食物繊維が豊富だ。