古くから小麦の生産が盛んな群馬県館林市で「百年小麦」と名付けてブランド化を目指している小麦の収穫を地元の高校生たちが体験した。収穫体験を行ったのは群馬県立館林商工高校の生徒と市の職員など合わせておよそ20人。館林市では市や飲食店、メーカーなどの「産官学」が連携し地元産100%の小麦を2017年に商品化。「百年小麦」と名付けてブランド化を目指している。こうした取り組みを地元の高校生たちにも知ってもらおうと収穫体験が毎年行われている。また工業を学ぶ生徒が制作した昔ながらの「千歯こき」という農機具を使った脱穀の作業も体験した。体験した人は「刈るのがちょっと難しかったが刈れるようになって楽しかった。これがうまくいって「百年小麦」がいろんな人に届いたらいいなと思う」などと話した。