79年前の戦争で残された不発弾の処理が今も続く沖縄。きょう那覇市の住宅街でおよそ1400人に一時避難を求めて大規模な処理が行われた。処理が行われたのは那覇市首里山川町の住宅街で周辺の住民などおよそ1400人に一時避難を呼びかけ避難を確認したうえで午前10時45分から作業が始まった。不発弾は去年12月、下水道工事中に見つかった米軍機から投下されたと見られる250キロ爆弾1発で長さおよそ1.2メートル、直径36センチほどの大きさ。陸上自衛隊は爆発のおそれがあることから現地で起爆装置にあたる信管を取り外す作業を進め、正午前に無事終了したということ。作業に伴い周辺の道路が一時通行止めになるなど住民の生活にも影響が出た。