焼失から間もなく5年。2026年度の再建に向けて工事が進んでいる首里城。そのふもとに店を構える沖縄生まれのスキンケアブランド「首里石鹸」の1号店。全国26店舗を展開。その起源はコールセンター事業の「コーカス」。2016年からは物販事業として首里石鹸を経営。コールセンター部門で責任者を務める崎浜さんはシングルマザーで、社内保育園も利用。入社半年で責任者に抜擢。離婚後に2人目を生む決断に至ったのは、会社からの支援があったから。社内には社員同士でメッセージを送り合えるシステムなどが。表彰式が行われるなど社員のモチベーション維持につながっているという。従業員のうち、子育てを兼ねる職員は全体の2割ほど。物販は、こうした社員らが自由度を持ってできる事業として始まったもの。店舗で店長を務める座安さん。もともとはコールセンター勤務だったが、クレーム対応に精神的負担を感じて50代にしてキャリアチェンジ。当時は不安もあったんだそう。
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