香川県高松市のひょうげ祭りは滑稽な扮装で集落を練り歩く祭り。その起源は水不足を解消するためにため池を造ったものの、無実の罪で処分された高松藩の下級武士・矢延平六の恩義に報いるために始められたとされている。「ひょうげ」とは地元の言葉で「ふざける」という意味で、村人たちが藩への抵抗と見做されないようにわざとふざけた格好をしたことに由来するもの。祭りでは滑稽な扮装をした地元の住民がして矢延平六の造ったため池まで行進し、神輿を池に沈めて終了となる。
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