光伸メディカルクリニック院長・中村光伸さんは、20歳をピークに骨の量は減るため注意が必要だと指摘。調査によると小学生から高校生の学校での骨折は30年前に比べ約1.5倍に増加している(ニッセイ基礎研究所による)。また年齢を問わず増えているのが骨粗しょう症。厚生労働省は骨粗しょう症の予防を目的とした特設サイトを開設。生協では骨を丈夫にするメニューを販売している。慶應義塾大学大学院特任准教授・本田由佳さんは「ジャンプによる衝撃は破骨細胞(骨の新陳代謝)を活性化させる」と話す。骨は適度な刺激を加えると活性化するという。運動の有無にかかわらず注意が必要なのが骨やせ。老け顔になってしまい、これからの時期は骨やせしやすいという。