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「高倉健の愛した食卓」 のテレビ露出情報

日本が誇る名優・高倉健は2014年、83歳で旅立ってから今年で10年。来月まで没後10年展「高倉健に、なる。」が開催されている。展覧会では旅先で愛用したジャケット、ラジカセ、ハリウッド俳優ロバートデニーロから贈られたボクシンググローブなど、ゆかりの品々が展示されている。きょう生前の高倉健を感じられることが出来る書籍「高倉健が愛した食卓」がきょう発売される。本を記したのは小田貴月さん。小田さんは高倉健が亡くなるまでの17年間寄り添っていたパートナー。書籍には小田さんと高倉健が食卓を囲んだ料理234品を再現され、写真、エピソードと共に紹介している。著書には「赤い色は元気をもらえるよね。トマトパスタを食べるときの高倉の口癖」「メープルシロップは、パンケーキにかけないでピッチャーに別に入れてね。自分で好きにかけたいから。高倉がメープルシロップを回しかけるのですが、それはそれはうれしそうでした」などと記されている。番組が注目したのは高倉健の食へのこだわり。小田貴月さんは「家でご飯を食べるときは残さない。それが大きなルール。戦中戦後を経験している人間なので、食べ物を絶対に粗末にしてはいけない、そこの一点は生涯変わることがなかったと思う。あとどのくらい食べられますか?と伺いながら、最後まできちんと食べ残さないで食べていた」とコメント。
高倉健の食のこだわり、朝食には卵料理を食べていた。特に、目玉焼きの黄身はとろっとしているのが好きだった。高倉健が理想とする目玉焼きを、小田貴月さんに作ってもらった。高倉健はとろっと流れた黄身をパンですくって食べていた。高倉健の大好物は週1回必ず食べるカレーライス。体の芯から温まるようにニンニク、ショウガを入れ、カレー粉は市販のものを3種類ミックス。最後の酢を入れるのがポイント。高倉健が愛したポークカレーは、スパイスが効いた、ピリッとした辛さがクセになる一品。高倉健は、野菜から肉料理まで好き嫌いなく食べていた。唯一嫌いだったのは魚。小田貴月さんは「キラキラした皮と骨が苦手。子供の頃に骨が喉に引っかかったことがあり、すごく嫌な思いをした。大人になって自分で食べるものを選べるようになったら、魚は食べないと決めていた。1回食べてもらいたいと思い、骨を全部取るので食べて欲しいと許可をもらった」とコメント。小田さんは小骨を全て取り除き、秋刀魚を高倉健のもとへ出した。しかしほんの3本だけ小さな骨が残っており、「もういらないからね」と言われてしまった。高倉健が亡くなって10年。小田さんは笑顔で2人の思い出を語ってくれた。高倉健の存在について小田さんは「私の半分でした。毎日毎日、大切な時間、高倉の人生を分けて頂いたような感じがする。今でも声が聞こえるし、私がその声に問うこともある。一緒に過ごせた17年、いなくなってからの10年もずっと一緒に過ごしている感じ」とコメント。

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