ようやくスタートした備蓄米の出荷。店頭にはもう並んでいるのでしょうか?「イット!」が徹底調査。備蓄米は関係者によると現在、首都圏の一部店舗で出荷が始まり、店頭に並び始めているという。備蓄米は複数の品種や年産米を混ぜて販売されるケースが多いとみられ、「複数原料米」と書かれているものは備蓄米が含まれている可能性があるという。では、備蓄米がすでに販売されているところはあるのか?「イット!」が向かったのは、駅前にスーパーが多く集まる東京・高円寺。「複数原料米」というキーワードを手掛かりに、まず調査したのは、全国規模で展開している大手スーパー。しかし、訪ねた大手スーパーには備蓄米とみられるお米は売っていなかった。続いて向かった小型のスーパーマーケットでも、備蓄米とみられるものは売っていなかった。専門の店舗でも、備蓄米とみられるお米は売っていなかった。なかなか「複数原料米」と表記された米を見つけることはできない。しかし、オリジナル商品を売りにするスーパーを調べると、「複数原料米」と書かれているお米が税別3990円で売っていた。何種類かの「複数原料米」を発見。精米時期も3月下旬となっているので、備蓄米の可能性が高いのか?店側に問い合わせてみると、「現時点では備蓄米の有無みたいな話は来ていない。社内でもどの商品が該当かよく分からず、並んでいる可能性もあるしない可能性もある」と回答。結局、高円寺駅と中野駅付近で調査をした結果、備蓄米の可能性がある「複数原料米」を取り扱っているのは7店舗のうち1店舗のみ。しかし、備蓄米かどうかは分からなかった。大手卸売業者によると、「きょうにも備蓄米の出荷を始め、早ければあすにも店頭に並ぶ」という。