JR東日本はあすから全てのエリアで運賃を値上げする。消費税増税等を除けば1987年の民営化以来初の値上げ。値上げ幅は普通運賃で平均7.8%、通勤定期で平均12.0%。初乗り運賃は切符は10円値上がりして160円に、ICカードは8~9円値上がりして155円になる。中でも値上げ幅が大きいのが山手線。東京-渋谷間は切符が50円値上がりし260円となる。きのうは値上げを前に定期券を駆け込み購入する人の姿もあった。東京-新宿間の通勤定期券で比較すると、現在は6か月で3万270円だが、あす以降は4万1630円と1万1360円高くなる。JR東日本はきょうまで「みどりの窓口」の営業時間を延長するなどの対応を取っている。一方、今回の値上げで新宿~八王子・高尾方面エリアで京王線がJRより大幅に安くなる現象も起きている。新宿~八王子間の1か月の通勤定期券の場合、現在はJRの方が340円安いが、あす以降は京王線の方が3410円安くなる。JR東日本の定期券は使用開始14日前から購入可能なため、使用中の定期券と重複しても値上げ前に購入する方が安い場合もある。
