風邪のひき始めに飲むイメージの強い葛根湯だが、適応症の中に「肩こり」があるという。葛根湯で身体を温めることで血行が良くなり、肩こりの改善に効果があるとされている。2025年時点で厚生労働省が承認している漢方薬は294処方、医療保険が適用されるのが148処方。西洋薬が1万~1万5000種類ある中で、漢方薬はかなり少ない。西洋薬は基本的に1つの成分しか含まれないのに対し、漢方薬は多種多様な物質が含まれているという。名古屋大学大学院の横山医師らの研究で、漢方薬の「茵蔯蒿湯」が腸内細菌に深く関わっていることが判明した。しかし、多くの漢方薬に含まれる「甘草」は、過剰摂取するとアルドステロン過剰に似た状態が起きる病気「偽アルドステロン症」が起きることがある。漢方薬を摂取する場合は、医師や薬剤師など専門家への相談が必要となる。の厚生労働省の公的情報サイト「eJIM」では、東洋医学や民間療法などの科学的根拠を発信している。肥満症に効く漢方薬として「防風通聖散」を紹介した。ドラッグストアで、市販薬として購入できるという。防風通聖散に含まれるエフェドリンが、ノルアドレナリンを分泌し、脂肪細胞が持つ働きをスタートさせるという。脂肪細胞を活性化することで、脂肪を分解・燃焼させることが明らかになっている。
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