首相指名選挙が行われる臨時国会の召集が2日後に迫る中、連携を探る各党の動きが大詰めを迎えている。政治の現状をどう見るかと質問。輿石氏は「参議院選挙が終わって明日で3か月になる。90日間の政治空白を作ったのは与野党を超えて責任を自覚すべきである。今の選挙制度の下では政権交代は起こり得ないだろう」、伊吹氏は「少数与党であっても行政権を預かる限りは日本の安全と国民の日常を維持するために責任があるから、予算や法律を通して国会運営を良くしなければ政権担当している責任を果たせない」、諸富氏は「おそらくガソリン減税は政権が成立すれば野党も進めているわけですから合意が成立していくだろう。ただ物価対策の中心は減税だとなると財政予算をどう組み立てていくか問われてくると思う」、佐藤氏は「今後政権ができたとして、どれくらい長続きするか分からないという下では、なるべく成果をあげて有権者に見せないとという心理が働いている気がする。若い世代とより長期的に物事を見て経緯を知っている世代の間のギャップが生じてきていると思う」等と話した。