予算審議は政府が決めた1年間の使い道をチェックする重要な場だが、今回極めて異例な展開となった。審議時間を見ると衆議院・参議院ともに減った。衆議院での質疑時間の野党の割合を見ると衆議院では与党は4分の3を超える議席を確保したにも関わらず自分たちの質疑の時間の割合を減らしている。与党の質疑時間は政府と与党で編成した予算なので短くても良いという考え方もあるが、政府の予算案のチェックは国会議員の大切な役割。与党議員だからこその高い専門性や視点で予算案をより丁寧にチェックできたのではという感じもする。日本国憲法83条には「国の財政を処理する権限は国会の議会に基いてこれを行使しなければならない」と定められており、国会が予算をコントロールすると決められている、などと解説した。
