去年11月の高市総理による台湾有事をめぐる発言から改善の兆しが見えない日中関係。そんな中、日本のブランドが高品質を武器に中国でのビジネスを拡大させている。北京のオフィス街にあるショッピングモールでは今日、メーカーズシャツ鎌倉が北京1号店をオープンした。「メーカーズシャツ鎌倉」は鎌倉シャツの愛称で親しまれていて日本でも25店舗を展開。サイズ展開が豊富なだけでなくオーダーメイドのシャツが人気。中国での価格は999元、日本円でおよそ2万3000円から。店舗ではフィッターと呼ばれる専門スタッフが客の体を採寸。そのデータは日本にある提携工場に送られ1枚1枚、丁寧に縫製される。顧客は質の高さを評価しているが気になるのは、いまだ改善しない日中関係。24日に陸上自衛隊員の男が東京の中国大使館の敷地に侵入するという事件が発生。中国外務省は昨日日本の治安が悪化しているとして中国国民に日本への渡航自粛を改めて呼びかけた。そんな中、今日の開店セレモニーには日本企業の中国ビジネスを後押ししようと金杉駐中国大使の姿もあった。逆風の中での北京進出、勝算はあるのか。中国市場の魅力は、客単価の高さ。シャツだけでなくスーツやジャケットなどを含めたトータルコーディネートを求める客が多く客単価は日本よりも4割ほど高い。メーカーズシャツ鎌倉は2019年に中国上海に初出店。海外への出店を加速させ、現在57億円の売り上げを2030年に100億円まで伸ばす計画。
