富山県の発表によると、昨年度富山空港を利用した人は37万9306人で前の年度に比べおよそ4%減った。利用した人が減少するのは新型コロナウイルスの感染が拡大した令和2年度以降5年ぶり。国際線の定期便は4万7000人余と4割減っている。去年8月に大連便が運休となったほか、高市総理大臣の台湾有事をめぐる国会答弁に中国政府が反発を強め、国民に日本への渡航を控えるよう呼びかけるなか、12月に上海便も運休したことが影響した。国内線は定期便の利用が34万人余とおよそ5%増えていて、5年連続の増加となったが新型コロナウイルス感染拡大前の令和元年度と比べるとおよそ8割にとどまっている。富山県は「原油高の影響も見通せない状況だが定期便の運航再開に向けて航空会社と調整するなど利用者数を増やしていきたい」としている。
