日本の重慶総領事館のトップ・総領事をめぐっては、中国側が日本政府が求めた後任候補の事前承認を認めず、8か月以上空席状態の異例の事態となっていた。日本政府関係者は「中国側が高市首相の台湾有事をめぐる発言に反発して嫌がらせをしている」と指摘し、日中間の懸案となっていた。その後の関係者への取材で今月になって日本政府が重慶総領事として就任を求めていた外務省の西海茂洋氏について、中国政府が入国を承認し総領事代行に就任していたことが分かった。総領事としての承認は行われていないが、日本政府関係者は「中国政府がようやく歩み寄った形で前向きなサインだ」と評価している。
