松倉、中村、宮近は江戸時代の蔵、松田、吉澤、七五三掛は大正時代の蔵を担当。江戸時代の蔵から出てきた足踏みミシンは昭和レトロ商品として人気で、約4万円で取引されている。日本郵便が1950年に始めたお年玉付き年賀状の当時一番良い景品がミシンだった。大正時代の蔵からは同じ食器や布団が大量に出てきた。昔の冠婚葬祭は自宅で行うのが一般的で食器や布団を大量に用意していた。高度経済成長期にヒットしたレトロな花柄ポットや竹下景子が箱に写ったキッコーマン本みりんノベルティの小鉢が出てきた。ノベルティは江戸時代に引札と呼ばれるチラシを無料で配ったのが始まり。続いては家庭用の電気餅つき機が出てきた。1970年代に発売された大ヒット商品。江戸時代の蔵からは白黒テレビが出てきた。日本初のテレビアニメは「もぐらのアバンチュール」。テレビ放送の試験の際、イロハニホヘトの最初の文字「イ」を映した。銀座で買ったという絵画を鑑定してもらうと15000円だった。大正時代の蔵からは明治時代の英語の教科書が出てきた。義務教育は明治33年に原則無償になったが、それ以前は小学校に通うために授業料が必要だった。