江戸川区が今月1日から始めた取り組みでは区のLINEの公式アカウントを登録しトーク画面で「ひきこもり」や「ひきこもり支援」と入力するとLINEやオンラインなど相談方法を選ぶメッセージが届く。LINEでの相談を選ぶと精神保健福祉士や社会福祉士などの資格を持つ専門の支援員につながりメッセージ機能を使って相談することができるようになる。相談は無料で祝日を除いた月曜日から金曜日までの午前8時半から午後5時まで受け付けていて匿名でも利用することができる。区が令和3年度に行った実態調査によると区内では9000人あまりがひきこもり状態にあることが分かった。区によるとこうした取り組みは東京23区では初めてで江戸川区生活援護管理課・高橋徹成課長は「不安や悩みを少しでも解決できるよう一人一人にあった支援につなげたい」と話している。