25年前の宮崎キャンプには約2万人のファンが集結、そのお目当ては1997年ドラフト1位ルーキーだった高橋由伸さん。新人選手入団会見で「プロ野球の中でセールスポイントを見つけて作っていきたい」と語るも、長嶋監督を前に緊張したのか記者の右側を向いてという言葉に間違えて左を向いてしまうフレッシュな姿を見せた。2001年1月に慣れない手付きでサインを書いていたのは200年ドラフト4位の赤星憲広さん。初めて寮に入る日には緊張している様子を見せ、入団会見の時も新庄選手と言おうとして「新庄せんす」と噛んでしまった。スタジオで赤星さんは「新庄選手がちょうど抜けた年で、新庄選手の穴は僕が“少しでも”埋められるように頑張ります」と言おうと思っていたのに、噛んだ勢いで「僕が埋めます」と言ってしまったことを話し、スタジオを爆笑させた。次の日の関西の新聞は赤星さんが「ビッグマウス赤星」と一面を飾ってしまったという。