AIによる早期発見を目指すメンバーの一人が高知大学医学部の北岡裕章教授で、心アミロイドーシスの研究に取り組んできた。心アミロイドーシスとは異常なタンパク質が繊維状になったもので、心臓の機能が徐々に低下し心不全を起こす。日本の患者は4000人以上だが、潜在的には10倍以上とも言われる。この病気は特定の症状がないため、早期発見は簡単ではない。AIは約1万人のエコー動画を学習していて、心臓の動きなどに、心アミロイドーシスの特長があるかを判定し、医師が判断材料とする。開発は最終段階で、年度内の承認を目指す。医療分野でのAIの活用には、費用面などの課題もある。
住所: 高知県南国市岡豊町小蓮1-1
URL: http://www.kochi-ms.ac.jp/~hsptl/
URL: http://www.kochi-ms.ac.jp/~hsptl/