南海トラフ地震の新被害想定について解説。南海トラフ地震は今後30年以内に約80%の確率で発生。政府が2012年に出した被害想定では死者が32万3000人とされていたが、今回の想定で約1割減少した。住宅の耐震や海岸堤防の性能が上がった為だとみられる。想定される各地の震度は7、沿岸部や内陸部の広い範囲で5強~6弱と言われている。津波は高知や静岡で30mを越える想定。6弱以上の揺れ、3m以上の津波が想定される自治体は全国で764市町村に上る。また、災害関連死は2万6000人~5万2000人が想定される。政府の報告書では早期に避難する意識が20%から70%に増えれば、死者が10万人減らせるとされている。防災システム研究所の山村武彦氏は「基準に満たない家の耐震化が最優先」などと指摘。