神奈川・横浜市の佐藤一樹さん(58・仮名)は、35年で3600万円のローンを組み、残り730万円というところで破綻した。月々の支払いは7万円で、年2回15万円のボーナス払いを計画していた。佐藤さんは運送会社に勤務し、母親・妻・娘2人を支えながら苦労なくローンを払えていたが、嫁姑問題により妻と離婚し、更にコロナ禍で退職せざるを得なくなった。佐藤さんは、住宅ローンをボーナス払いなしの返済に組み替え、日給1万円の日雇いのアルバイトで生計を立てていた。しかし、今年、佐藤さんは持病の高血圧症が悪化し、仕事に行けない日が続いた。そして、ローン4か月分の滞納に陥ってしまう。住宅ローンは、6か月滞納するとローン契約が破棄され、金融機関から残金一括返済が求められる。一括で払えない場合は、裁判所に差し押さえられてしまうという。佐藤さんは、書類が送られてきてすぐに富永さんに相談し、任意売却を決断した。佐藤さんの家は、約1200万円で売り出される予定だという。
