ソニーとKADOKAWAの資本業務提携の狙いについて、消費経済アナリストの渡辺さんは「エンタメ分野で強みを持つ2つの企業がグローバルで勝ち続ける為必要不可欠な戦略ともいえるのではないか」と話した。ソニーが力をいれているアニメ事業について「ソニーのアニメ事業の中核はアニプレックスとクランチロール。この2つはアニメを視聴者に届ける役割を担ってきた。一方KADOKAWAはアニメの原作となる漫画やライトノベルなどの出版元で多くのコンテンツを抱えている。KADOKAWAの原作をソニーがアニメ化するなど一気通貫のビジネスが可能になるのではないか」と述べた。KADOKAWAが生み出す物語やキャラクターをソニーのバックアップを受けてより広く世界に届けることができるのではないかとの考えを示した。アニメ・ゲームは日本文化の入口として国際認知向上に貢献できるのではないかとのこと。