- 出演者
- 渡辺広明 堤礼実 今湊敬樹 佐久間みなみ 馬渕磨理子 東中健
オープニング映像。
挨拶。働く方々の1日の終わりに明日のプラスαに繋がるニュースをコンパクトにまとめて伝える。
日銀が追加利上げを見送り、円安が加速した。日銀は金融政策を決める会合で、政策金利を現在の0.25%程度で据え置くことを決定した。賃金や物価の動向を引き続き見極めていくことになる。植田日銀総裁は追加利上げ見送りについて「トランプ次期大統領の経済政策の不確実性が大きいことも踏まえて決定した」と説明した。今後の金融政策について様々なデータを丹念に点検した上で判断していく考えを示した。外国為替市場の円相場では”日銀の利上げの判断時期が遅くなる”との見方から円売りが強まった。およそ5か月ぶりの円安水準をつけている。
日銀の追加利上げ見送りについて経済アナリストの馬渕さんは「日本の経済状況がまだ弱い中で当然の判断だと思う。今後利上げに向けてもう一段階変化が必要。持続可能な賃金の上昇の情報がなければ利上げが難しい様子で、要するに来年春闘を確認したいのだと思う。来年にはトランプ新大統領の就任を控えている為利上げには慎重にならざる得ない」と話した。また「限られた所得の増加程度では国民は消費に回さないことが示されている」と話し、消費への好循環はまだまだだと述べた。日銀にとっては悩ましい状態が続いていて、思い切った金融政策に踏み切る可能性もあるとのこと。
来年度の与党税制大綱で”178万円目指す”との内容を盛り込む。自民・公明の税制調査会長が会談し、あす決定する来年度の税制改正大綱の内容について合意した。「年収103万円の壁」を123万円に引き上げることなどが明記される。178万円を主張する国民民主党との協議が物別れに終わっていた。大綱には3党の幹事長で合意した「178万円を目指して来年から引き上げる」といった内容を盛り込み引き続き真摯に協議を行っていくとしている。
国民民主党の玉木衆院議員は本予算案に賛成できないとの考えを示している。「幹事長間で178万円を目指して来年から引き上げると合意しているため123万円では本予算案に賛成できない。幹事長レベル以上で合意を履行する努力を引き続き行ってもらいたい」と述べ、引き続き178万円への引き上げを求めていく考えを強調した。
ソニーとKADOKAWAがアニメ制作などの強化に向け資本業務提携。ソニーグループは出版大手KADOKAWAとの資本業務提携を発表し、KADOKAWAの株式を約500億円で追加取得する。これによりソニーはKADOKAWAの約10%の株式を保有する筆頭株主となる。ソニーはエンタメ事業を成長の柱とする一方KADOKAWAも出版の他アニメ・映画などコンテンツ事業を幅広く手掛けている。両者は今後KADOKAWA作品のグローバル展開やアニメ共同制作などの検討を勧める。
ソニーとKADOKAWAの資本業務提携の狙いについて、消費経済アナリストの渡辺さんは「エンタメ分野で強みを持つ2つの企業がグローバルで勝ち続ける為必要不可欠な戦略ともいえるのではないか」と話した。ソニーが力をいれているアニメ事業について「ソニーのアニメ事業の中核はアニプレックスとクランチロール。この2つはアニメを視聴者に届ける役割を担ってきた。一方KADOKAWAはアニメの原作となる漫画やライトノベルなどの出版元で多くのコンテンツを抱えている。KADOKAWAの原作をソニーがアニメ化するなど一気通貫のビジネスが可能になるのではないか」と述べた。KADOKAWAが生み出す物語やキャラクターをソニーのバックアップを受けてより広く世界に届けることができるのではないかとの考えを示した。アニメ・ゲームは日本文化の入口として国際認知向上に貢献できるのではないかとのこと。
アマゾンはサイト上でふるさと納税の寄付ができるサービスをきょうから開始した。全国約1000の自治体から30万点の返礼品が掲載される他、一部の返礼品は最短翌日に受け取り可能。また能登半島地震や豪雨災害からの復興支援コンサートを返礼品として提供する。ふるさと納税を巡っては楽天やさとふるなどが先行しているが、アマゾンの参入で業界の勢力図が変わる可能性もある。
記者会見でロシアのプーチン大統領は、ロシアとウクライナに停戦交渉を呼びかけているトランプ氏との会談に前向きな姿勢を示した。また停戦交渉については「常に交渉と妥協の用意があると述べてきた」としてウクライナ側にも同様の準備が必要だと指摘した。一方軍事侵攻について「目標達成に向けて前進している」として侵攻を続ける考えを改めて示した。
古くからの慣習を大切にする、日本酒造り。そんな伝統の世界から新たな価値を生む、大手IT企業による「デザインの力」とは。徳島県三好市にある、明治22年創業の老舗酒造「三芳菊酒造」。今ここで、前代未聞の日本酒造りが行われていた。酒蔵で音楽を流し、音の振動を酒だるに伝え酵母をより活性化させる「加振醸造」と呼ばれるもの。酒蔵とIT大手・富士通のデザインセンターがタッグを組んだ、新たな日本酒。昔ながらのやり方や常識にとらわれず新しい価値を生むために始まったこのプロジェクトは、富士通が考える3つのデザインから成り立っている。実はこちらの酒蔵がある徳島県は、全国で日本酒の製造量が16年連続最下位という課題に直面していた。ここでまず立ち上がったのが、課題を捉え直すことによりアイデア創出を目指す「はじまりのデザイン」。人に着目することで、地域の人々や日本酒ファンを巻き込んだ新しい酒造りの在り方を見出した。続いて、アイデアに対してアプローチする「みんなのデザイン」。一般的な流通モデルから、飲み手と酒蔵の新しい関係性を構築した。オリジナル楽曲を公募し、そこから一般投票によって聞かせる曲をプレイリスト化。加振醸造の様子はSNSを通じてライブで鑑賞でき、消費者参加型の新しい日本酒造りが生まれた。そして最後はアウトプットに落とし込む「かたちのデザイン」へ。富士通によるこの「ビジネスモデル全体をデザインする」取り組みは、さまざまな業界や地域が抱える課題解決への一つの道しるべとして期待されている。
複数の政府関係者によると、石破首相は通常国会召集前の来月中旬を軸に、大統領就任前のトランプ氏と初めての会談を行う方向で検討しているという。ただ政府内には来月20日の大統領就任後に正式な首脳会談の形で行うべきだとする慎重論もあり、今後、石破首相が判断する方針。
- キーワード
- ドナルド・ジョン・トランプ石破茂
いよいよ明日開幕を迎える全日本フィギュアスケート選手権の話題から。ラクタブドームから中継。注目は3連覇中の坂本花織選手。今日は特に1本1本のジャンプに対して非常に真剣な表情でジャンプを跳んでいた。坂本選手は、今月行われたグランプリファイナルでは後半のコンビネーションジャンプで転倒。連覇を逃し銅メダルに終わった。今日の前日練習では3回転フリップと3回転トゥーループのコンビネーションジャンプを成功。上々の調整ぶりを見せている。坂本に対し勢いを見せるのがグランプリファイナル2位の千葉百音とジュニアグランプリファイナル3連覇の島田麻央。若手最注目の2人は安定した滑りで本番を見据えていた。
明日開幕を迎える全日本フィギュアスケート選手権。男子の優勝候補は鍵山優真。思ったより初日動けたいい感触と4回転フリップなどを成功させ全日本初制覇へ手応えを感じていた。また11年ぶりに織田信成が出場する。ショートの曲マツケンサンバ2の曲に乗せて4回転、3回転のコンビネーションジャンプを決めるなど好調ぶりをアピールした。
明日開幕を迎える全日本フィギュアスケート選手権。午後6時半から開会式が始まった。選手宣誓は最年長の織田選手。男子で唯一優勝経験のある織田は最終グループ、26番滑走。また、初優勝を狙う鍵山は28番滑走となった。女子の抽選で坂本は第4グループ19番滑走。グランプリファイナルで坂本を上回った千葉ジュニア女王の島田は最終グループとなる。明日からの3日間のスケジュールを紹介した。
今年、陸上界を盛り上げたアスリートが一堂に会した陸上の年間表彰式「日本陸連 アスレティックス・アワード 2024」。主役はパリ五輪で女子フィールド種目初の金メダルを獲得した北口榛花。2年連続の年間最優秀選手賞となった。また優秀選手賞には男子110メートルハードルでこの種目初のファイナリストになった村竹ラシッドなどが受賞。新人賞には、800メートルでともに日本新記録を樹立した現役高校生落合晃と久保凜が輝いた。
北口榛花のインタビュー。北口榛花は衣装について、他の選手とかぶりたくないので個性的なものを頼んだと話した。また北口榛花に未来予想図を書いてもらった。2025年は世界陸上金メダル、アジア記録更新が目標。2028年はロサンゼルス五輪には30歳だがメダルが目標。またこの4年間で世界記録を目指したいと話した。
「全日本フィギュアスケート選手権2024」の番組宣伝。
フランス・リーグアン第16節・モナコとパリSGが対戦した。南野拓実が所属する3位・モナコは、ホームに首位・パリSGをむかえる。南野は後半途中から出場。試合終了間際に鮮やかなループシュートをゆるしたモナコが4−2で上位対決に敗れた。
ロッテにFAで移籍した石川柊太が入団会見を行った。ホームとなるZOZOマリンで現在7連勝中、今シーズンは無失点と相性は抜群。背番号は吉井監督から譲り受けた「21」を背負う。石川は「その番号を背負って戦うことに意味がある」とコメント。