日銀の追加利上げ見送りについて経済アナリストの馬渕さんは「日本の経済状況がまだ弱い中で当然の判断だと思う。今後利上げに向けてもう一段階変化が必要。持続可能な賃金の上昇の情報がなければ利上げが難しい様子で、要するに来年春闘を確認したいのだと思う。来年にはトランプ新大統領の就任を控えている為利上げには慎重にならざる得ない」と話した。また「限られた所得の増加程度では国民は消費に回さないことが示されている」と話し、消費への好循環はまだまだだと述べた。日銀にとっては悩ましい状態が続いていて、思い切った金融政策に踏み切る可能性もあるとのこと。