都内の寿司店でいま佳境を迎えている恵方巻きの予約。今年は例年とは大幅に具材を変更するという。例年の恵方巻には12種類の具材が入っていたが、今年はウニ・子持ち昆布・白身魚をカット。9種類に具材を減らし大きさも小さくし、値段を500円安くしたという。たくあんや子持ち昆布の仕入高が5割高となったり、その他の具材も1～3割高になるなど具材の殆どが高騰したという。それだけではなくコメの仕入れ値も例年の5割高になったという。値上げの並が押し寄せる恵方巻。各社は消費者がお得感が得られるような工夫を行っている。大手スーパーのイオンでは今年始めて通常サイズの太巻きを3分の1にカットした恵方巻きを販売。通常の1本1，944円と比較して3分の1サイズは2個入りで1，490円と500円ほど安く購入できる。また、弁当チェーン「ほっともっと」ではあすまでに店舗または専用サイトで恵方巻の予約をすると当日50円安く購入可能。ファミリーマートでは恵方巻き関連商品をアプリの「ファミペイ」から予約すれば、受取時に1品につき100円相当のポイントが還元されるという。