三菱自動車は、ホンハイにEVの生産を委託する方針を固めたという。自前での生産に比べ、コスト削減を期待でき、自動車産業が100年に1度の変革にある中、人材などを商品開発に振り分ける狙いもあるとみられる。ホンハイの関係者によると、ホンハイは去年、日産の買収も選択肢として検討していて、日本の自動車メーカーに強い関心を持っている。劉揚偉会長は先週、日本の自動車メーカーと2か月位内に契約を結べる見込みだとしていた。他企業との連結については先月、経営統合の検討が白紙となった日産やホンダも必要性が指摘されている。