長野県では子どもたちが雪山に飛び出して登山に挑戦する雪山体験ツアーが行われた。目指すのは大町にある鷹狩山の山頂。ガイドをするのは長野県山岳総合センターの赤梅琴美さん。安全登山の呼びかけや信州の山の魅力を伝える仕事をしている。赤梅さんは子どもたちが山と接する機会が少なくなっており、もっと山に登って様々な体験をしてほしいと考えている。リーダーは交代制で仲間へ気を配る様子などが見られた。雪の上に残されていた動物の足跡など、町では見られない事も体験できる。子ども同士で助け合いながら山頂に登ることができた。赤梅さんは「他の子どもたちと一緒に登ることで相手を思いやるとかルールを守るとか、そういったところで勉強になってくれたらいい」などと話した。長野県山岳総合センターでは四季を通じて子供向けの登山や自然観察のイベントを行っているという。