TVでた蔵トップ>> キーワード

「県立奄美図書館」 のテレビ露出情報

奄美群島がアメリカ軍の統治下から日本に復帰して今月25日で70年。鹿児島大学などの調査で占領下のカラー写真が残されていることがわかった。当時の様子をカラーで記録した写真は珍しく、歴史の空白を埋める貴重な資料として注目されている。撮影された当時を覚えているという才田さんは「食べ物に一番困っていた。子どもは毎日ひもじい思いをしていた」と語る。交易が絶たれていたため食料は配給が頼りで、山を持っている人の土地を利用して芋を作っていたという。写真を撮影したのはアメリカの文化人類学者ダグラス・ハリングで、奄美大島では半年間調査にあたっていた。県立奄美図書館にはハリングがアメリカ軍に提出した調査報告書が残されている。人々の暮らしぶりは「貧困のどん底にある」「栄養源は限られソテツが非常食となっている」と記されている一方で、統治下にあっても風習を守り強く生きる姿も捉えており「奄美の人々は歴史的、心情的、文化的に変わらず日本人であり、日本復帰に向け速やかに行動に移すよう勧める」と提言もなされていた。専門家はハリングの現地調査がその後のアメリカの政策決定に影響を及ぼした可能性もあると指摘している。
住所: 鹿児島県奄美市名瀬古田町1-1
URL: http://www.library.pref.kagoshima.jp/amami/

© 2009-2024 WireAction, Inc. All Rights Reserved.