3日後に控えた土用の丑の日。スーパーなどで販売されているウナギの価格は20年でおよそ2.7倍になっている。ウナギの生産量全国2位の愛知県では価格を抑えるための新たな取り組みが行われている。大豆イソフラボンを普段のウナギの餌に混ぜることによって従来よりも1.2倍から1.5倍ほどの大きさのウナギを養殖することができるという。大豆イソフラボンを混ぜて与えると9割がメスのウナギになることが分かってきた。試行錯誤の上、6年かけて培われてきた養殖技術で肉厚で皮や身がやわらかい特大ウナギに成長したメスウナギ。しかし大豆イソフラボンの価格が年間およそ600万円ほどかかるため販売価格は一般のウナギと変わらないものの将来的には安くなる可能性があるという。