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「黄之鋒氏」 のテレビ露出情報

香港から中継を伝えた。香港の中国返還と同じ日に生まれた杜希敏さんは、雨傘運動をきっかけに社会に強い関心を持ち始めた。2014年、香港政府トップの行政長官を選ぶ選挙を巡り中国の全人代(全国人民代表大会)が民主派の候補を事実上排除することを決定。さらに香港の人々の生活を大きく変えたのが、2019年の香港政府などに対する大規模な抗議活動と、翌年施行された香港国家安全維持法。中国や香港政府を批判してきた民主派の政治家や活動家、新聞の創業者などが相次いで逮捕された。抗議活動の時のスローガンは国家の分裂を煽ったとして取り締まりの対象となった。今もこうした言葉をSNSに投稿したなどとして逮捕される人が相次いでいる。あの抗議活動から5年。香港で今、当時の話を持ち出す人はほとんどいない。中国政府を支持する人と、それを受け入れたくない人の間の溝が深まり、多くの人が海外へ移住した。香港に残る人はなんとか現状と折り合いをつけようとしている。香港はかつて買い物天国と呼ばれ、質のよい海外の製品を手に入れようと中国本土から多くの人が訪れた。しかしコロナ禍のあと、逆の現象が起きている。人民元に対する通貨高などを背景に、香港から大勢の人たちが物価の安い中国本土に押し寄せ、買い物や食事を楽しむようになった。消費が流出した香港では小売業の売り上げが大幅に落ち込み、廃業する店も相次いでいる。香港は国際的な金融センターとして発展し、中国本土と海外を結ぶ窓口になってきた。中国政府もそこに香港の価値があると考えている。経済の専門家は、香港政府は政治的な締めつけによって世界の投資家の間に広がった不安を払拭し、バランスを保つべきだと指摘する。

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