のりの価格は高騰を続けている。2022年以降は2倍に値段が上がっているが、生産地での不漁だけでなく生産者の減少も背景にあると見られている。千葉・柏ののり問屋・小林忠祐さんは高騰には混乱があった、地元・千葉の製品を得るのは大切だが、要目の変更として去年までは50枚入りで販売されていたのに対し、良いものを値段を抑えて販売するように50枚から30枚に量を減らして販売せざるを得なくなったという。この問屋では供給が安定している韓国からも焼き海苔の取り寄せを行っているといい、青のりを巡っては陸上養殖が始まっているが、今後は黒のりについても養殖を検討していくという。