先週の上昇銘柄を紹介した。9位のコスモエネルギーホールディングスは、国内の大手証券が、投資判断を中立化からアウトパフォームに見直し、目標株価も引き上げたことが好感された。トップの東京電力ホールディングスについて、DZHフィナンシャルリサーチの東野さんは「円高が追い風となるセクターで、直近の相場全体の急落の影響が軽微だったことや、IAEAのグロッシ事務局長が来日し、12日の斎藤経済産業大臣との面会で、柏崎刈羽原子力発電所について「速やかな稼働を妨げるものはないと述べたことが材料視された。今週は前半の日銀政策決定会合、後半はアメリカFOMCの結果を受けて、変動幅が大きくなる展開が予想される」などと話した。