自民党総裁選挙はきょう告示される。上川陽子外務大臣がきのう記者会見して立候補を正式に表明し、過去最多の9人が立候補する見通し。また、野田聖子元総務大臣と斎藤健経済産業大臣は、立候補を断念すると表明した。これで総裁選は過去最多の9人が争う構図が固まった。告示を前に、石破茂元幹事長は「私は全身全霊、最後の戦い、この選挙、勝ち抜いてまいります」、高市早苗経済安保相は「(総裁選立候補は)2回目ですから、勝ちにいくという強い気持ちを持って、頑張って駆け抜いてまいります」、林芳正官房長官は「思いのたけ、そして政策を掲げて、堂々と論戦を行って、最後まで勝ち抜いていきたい」、加藤勝信元官房長官は「国民の所得倍増を命がけでやっていくんだ、この強い思い、全力で取り組みます」、小林鷹之前経済安保相は「世界をリードする日本を作る。このことを正面に掲げて訴えていきたい」、河野太郎デジタル相は「いよいよ明日から始まりますので、頑張ります。政策議論がしっかりできるような討論の場を楽しみにしています」と述べた。小泉進次郎元環境大臣は、新潟・長岡市の米づくり農家を視察し、「農家の皆さんの手取りが収入が上がっていく地方創生、しっかりと進めていきたい」とコメント。茂木敏充幹事長は地元、栃木・足利市のかつて通っていた小学校の分校を訪れ、「地方の活力アップをしていく、これが私の政治の原点だと思う」とコメント。総裁選の候補は27日の投開票に向け、激しい攻防を繰り広げる。