都内のデパートの食品売り場では今月から花見向けの弁当や桜をテーマにしたスイーツなどを販売しているが、今年は新型コロナが5類に移行してからはじめての花見シーズンとなることから去年を上回る売上を期待。一方、バスツアーを行う会社では花見シーズンのツアーの本数を去年より約3割増やしているという。さらに桜の開花が予想よりも遅れていることから予定していた運行期間を5日間延長して来月12日までにすることを決め桜を目当てにした顧客獲得に期待している。隅田川の屋形船でも花見商戦が本格化している。屋形船を運航する屋形船の会社では隅田川沿いの桜並木やスカイツリーなどを眺めながら飲食を楽しむ約2時間半の周遊コースを設けている。昨日は桜はほとんど咲いていなかったものの乗船した客たちは船内からの景色や食事を楽しんでいた。