サッカーの森保ジャパンが大一番の北朝鮮戦に臨む。今週の21日は日本の国立競技場で、26日は北朝鮮の平壌で行われるホーム&アウェイ方式となる。そんな中、招集されたのが長友佑都選手(37)である。16日に行われた試合では前半28分、左サイドからの低めのクロスボールに長友選手がゴールを決め、Jリーグでは14年ぶりのゴールとなった。後半では代表で長くプレーしてきた左サイドとは逆の右サイドから味方のボールをアシストするなど大活躍を見せた。試合後のインタビューで長友選手は「Jリーグでゴールが14年ぶり、得点取ることにあこがれてサッカーを始めたので今でも狙っている」などと話した。現在日本代表は久保建英選手をはじめ平均年齢が26歳で、長友選手は37歳と最年長となる。森保一監督は長友選手について「ピッチ内外で存在感を発揮し、エネルギーに期待したい」などとコメントし、招集の理由を語っている。FIFAランクでは日本が18位・北朝鮮が114位と大きな差こそあるものの、これまでの北朝鮮との戦歴をみると「2分け2敗」と実は1度も勝利したことがない。直近の2011年の試合時には長友選手はケガで代表離脱していたため、北朝鮮との対戦経験がない。しかし今年1月のアジアカップでは日本代表のロングボールやパスに苦戦していて、長友選手は運動量やヨーロッパでの経験が豊富なため、予測できない相手に立ち向かえる臨機応変な対応力がカギとなっているとのこと。