木曜日、大阪・関西万博のシンボル・大屋根リングを視察された愛子さま。皇室と万博には深いつながりがある。日本で初めて万博が開催された1970年の大阪万博には昭和天皇が皇族方とともに出席し、開会を宣言された。当時、皇太子だった上皇さまは名誉総裁として開会式に出席。10歳だった天皇陛下も秋篠宮さまと一緒に訪れ、ミニカーの操縦などを楽しまれた。34年後の2004年、開幕に向けた準備が進む愛知万博の会場を視察された天皇陛下。モリゾーとキッコロに興味津々の様子だった。翌年開催された愛知万博を訪問された際も愛子さまはお留守番だった。それから20年、愛子さまは1人で万博を訪問された。電力館では核融合発電のゲームを体験され、シンガポール館では日本人1人が一生に2万8000個ほどの卵を食べることなどについて説明を受けられた。フードロス問題について「何とかできないのかとよく家族で話し合っています」と明かされたという。