2013年に第1回の号砲が鳴った富士山女子駅伝。その初代女王にして第5回まで5連覇を達成したのが立命館大学。しかし第6回以降優勝したのは全て名城大学。さらに同じ年の全日本も名城が制した。しかし今年10月、富士山女子駅伝に先立って行われた全日本大学女子駅伝で立命館大学が9年ぶり11度目の優勝を果たした。その立役者となったのが1年生の山本釉未選手。U20世界選手権・5000mでも6位入賞を果たした逸材が、区間記録を塗り替える激走で立命館の優勝に貢献。走りの特徴は上下動がなく体の軸がぶれないところだという。山本選手は「富士山女子駅伝では全国優勝を目標に、個人としても区間新記録をとりたい」などと意気込みを語った。