- 出演者
- 榎並大二郎 長内厚 海老原優香 馬渕磨理子 東中健
オープニング映像が流れた。
ニュースをコンパクトにまとめてお伝えしますと出演者がいう。
政府が決定した2025年度予算案は一般会計の総額が115兆5415億円と過去最大を更新した。借金に頼る財政運営が続く。高齢化が進む中、年金や医療などの社会保障費に38兆2778億円を計上し保育士の配置改善など保育の質の向上に2903億円を充てる。防衛力の強化に伴い防衛費は8兆7005億円となった。一方、税収は過去最大の78兆4400億円を見込んでいるが国債を新たに28兆6490億円発行する。財源の4分の1を借金に頼る厳しい財政状況が続く。衆議院で過半数を割り込む少数与党のため年明けの通常国会での予算案の審議は難航が予想される。石破総理大臣は、この後、東京都内で講演し予算案が否決されたとか極めて重要な法案が否決された場合どちらが正しいか国民に決めていただくことは当然にあり得るべきことだと述べ、予算案が否決された場合、衆議院の解散総選挙に踏み切る可能性があるとの認識を示し野党をけん制した。
政府は、廃棄される製品や原材料を有効活用するサーキュラーエコノミー=循環経済に関する関係閣僚会議を開き政策パッケージをまとめた。政策パッケージはレアメタルを含む小型家電などの回収と再資源化再生プラスチックなどの利用拡大の他、食品ロスの削減、使用済みおむつのリサイクル、太陽光パネルのリサイクルなどを推進するとしている。そして再生材の供給に必要な大規模なリサイクル拠点の立ち上げに向け全国12カ所で調査を開始する。石破総理大臣は国家戦略として推し進めると強調した。循環経済に関する関係閣僚会議の映像。
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理工系を専攻する女性を増やすためソニーが支援プログラムを創設した。今日、東京都内で行われたのは進路選択に悩む中高生とソニーグループで働くエンジニアや理工系を学ぶ大学生との交流会。女子中高生に理工系の楽しさや働く面白さを伝えその道に進むか悩んでいる女子学生の後押しをしたいとして開催された。日本では、理工系を専攻する女性が少なく今日参加したエンジニアの中には大学での女性の割合が1割程度だったという人も。こうした課題解決に向け今年ソニーは理工系を学ぶ女子学生向けの支援プログラムを創設。女子大学生や大学院生を対象に年間最大120万円の奨学金を給付するとともに女性エンジニアと交流する機会を提供しロールモデルが身近にいる環境をつくる。ソニーは自分の夢と好奇心を持って挑戦する学生の力に期待している。
早稲田大学ビジネススクール教授の長内厚さんに話を聞く。ソニーの女子学生支援プログラムについて、「自分がソニーで働いていたころにも、商品企画マーケティングの職種では女性社員も多くいたが、やはりエンジニアとなるとまだまだ男性中心だった。エンジニアの領域でより女性が進出しやすくなるこの試みは、ソニーだけでなく多くの企業に広がっていくといい。不確実な時代、多様性は企業の力を強化する。“ジェンダー平等”は経営学的にも必要な戦略で、多様性がイノベーションを創出する」。
日銀は追加利上げを見送った12月の金融政策決定会合の、主な意見を公表した。この中では「賃金と物価の好循環の強まりを確認するという視点から、今後の賃金の動向についてもう少し情報が必要だ」「現時点では、米国次期政権をめぐる不確実性は大きく、影響を見極めていく必要がある」など、追加利上げに慎重な意見が多く見られた。一方で「金融緩和の度合いを調整できる状況だ」「経済物価が見通しに沿って推移する中、物価の上振れリスクが膨らんでいる」など、利上げに前向きと取れる意見も複数出ていた。
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今日、千葉県船橋市の「三井ショッピングパークららぽーとTOKYO−BAY」で行われていたのは、未就学児が初めてスポーツとの関わりを持つファーストスポーツとしてバスケットボールをやってみるというプログラム。基礎運動からボールの特性を知るボール遊び。最後はバスケットボールにつながる運動までおよそ1時間にわたりボールに触れ体を動かすことの楽しさを初体験した。バスケを通じて生まれる笑顔、イベントを主導する日本バスケットボール協会は未就学児へのアプローチについてスポーツの裾野の拡大だけではない効果があるという。全国10会場で催された今回の事業、育成や普及といった活動が新たな価値を生む中で協会を後押しするスポンサーの存在も大きい。
経済アナリストの馬渕磨理子さんに話を聞いた。今年はオリンピックイヤーだったこともあってスポーツビジネスが盛んなのだが、中でも好調なのがバスケットボール。世界で活躍される選手もたくさん輩出されて今は子どもたちの憧れになっている。今回の日本バスケットボール協会の活動はより裾野を広げる素晴らしい取り組みだと思う。2016年にスタートしたBリーグは日本のプロスポーツとしては後発ながらも昨シーズンで観客動員数は430万人と前年比で40%以上増えているので勢いがある。BリーグはJリーグと同じく地域密着で、アリーナも続々と建設されている。人気チームの千葉ジェッツの本拠地となる新アリーナはららぽーとの隣にある。バスケは、野球やサッカーよりも規模が一回り小さいアリーナなので、街中に建てやすくアクセスもいいのが特徴でオフシーズンにはコンサートなどでも活用できる。また、バスケの試合の合間のわずかな時間も飽きさせないという工夫をいろいろしている。オープニングは米国のNBAを参考にしたチアリーダーのショーをしたり他にも、自転車競技の一つであるBMXのパフォーマンスのショーなどを提供している。バスケは女性ファンが多いという特徴がある。試合時間が短いバスケだと家に帰る時間も見込めることも意外な魅力ポイント。ららぽーとなどで、ついでに買い物や食事もできて他の経済効果も生み出しやすくなっている。また、女性を集めるための努力もしていてアリーナはとにかく清潔でトイレのアメニティーなんかも充実している。選手の推し活も注目されていて、年間100万円ほど使うつわものファンもいるほど経済効果も大きくなっている。
外国為替市場の円相場が一時1ドル158円台とおよそ5カ月ぶりの円安水準をつけたことを受け、東京株式市場では業績改善への期待から輸出関連銘柄に幅広く買い注文が入った。日経平均株価は、一時800円以上値上がりし終値で5カ月ぶりに4万円台を回復した。
沖縄県の米軍普天間基地の名護市辺野古への移設計画をめぐり、政府は明日、大浦湾の海底に広がる軟弱地盤の改良工事に着手すると発表した。林官房長官は、着手は大きな前進だと強調した。
バドミントンの全日本総合選手権、混合ダブルス2回戦にパリオリンピック銅メダルの渡辺勇大選手と世界ジュニア女子ダブルス優勝田口真彩選手のペアが登場した。ダブルス2回戦では井上誠也&須藤海妃のペアと対戦し、ストレートで勝利となった。
全日本総合バドミントン選手権。宮崎友花と木村百伽が対戦。2-0で準々決勝進出となった。明日は各種目の準々決勝が行われる。
30日、大学女子の頂点を決める富士山女子駅伝が行われる。元マラソン選手の増田明美さんが優勝候補ナンバーワンチームをプレゼンしてくれる。細かすぎる解説コマカイセツをお届けする。30日に号砲を迎える富士山女子駅伝、最後に紹介するのは大学駅伝の名門立命館大学。富士山で、第1回大会から5連覇を成し遂げていた元女王は近年3大会連続で表彰台からも遠ざかっている。しかし、今年の立命館はひと味違うようで。10月の全日本大学女子駅伝、7連覇中だった絶対女王、名城大学を退け実に9年ぶりの優勝。6区間中3区間で区間賞を獲得するなど今年は戦力が充実。中でも太鼓判を押すのはルーキーで区間新記録を打ち立てた山本釉未。今年、20歳以下の日本選手権で優勝、日本一のタイトルを取ると世界の舞台でもその存在感を示した。そんなスーパールーキーについて今夜も増田さんがコマカイセツ、喫茶店めぐりが好きだという。
バレーボールの世界最高峰リーグ・セリエAのペルージャに所属する石川祐希選手が年内リーグ最終戦にスタメン出場した。チーム2位の13得点を挙げてで無傷の14連勝に貢献した。
来年1月の春の高校バレー。女子の注目選手は東京代表・共栄学園の秋本美空選手。去年高校生で唯一シニアの日本代表にも選ばれた逸材。母はロンドン五輪で銅メダルを獲得した旧姓・大友愛さん。秋本選手は「日本一をとって世代ナンバーワンエースにふさわしい選手になります」などと意気込みを語った。男子の注目選手は駿台学園の川野琢磨選手。身長197cm・最高到達点343cmを誇り、高校生ながらSVリーグの強化育成選手にも選出される逸材。その実力を元日本代表キャプテン柳田将洋も絶賛する。今シーズンのインターハイ・国民スポーツ大会も制している駿台学園。川野選手は「3連覇がかかっているので、最後に自分たちの力を見せられる大会にしたいなと思っています」などと話した。
自己最多の123試合に出場し、4年ぶりのリーグ優勝に貢献したソフトバンクの周東佑京選手が6500万円アップで大台突破。「すぽると!」の名物企画「プロ野球選手100人が選ぶ 走塁部門」では2年連続4度目の栄冠に輝いた。
サッカーではプロ選手1000人以上が選ぶJPFAアワードが開催。栄えあるMVPに輝いたのは久保建英選手。所属クラブのソシエダでも日本代表でも攻撃の要としてチームをけん引してきた23歳が初受賞を果たした。
ボクシング・バンタム級の那須川天心選手が来年2月24日に元WBO王者のジェーソン・モロニーと対戦することが発表された。那須川選手は「自分の実力を全部出して圧倒的な戦い方をしたいと思ってます」などと話した。
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