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「2023 冬 困窮子育て家庭アンケートレポート」 のテレビ露出情報

教員になる夢を叶えるため都内の大学に通う金井優佳さん。去年亡くなった父親は国指定の難病で思うように働けず。高校時代、奨学金があったことで学用品・部活動の道具などを購入でき、教員になるという夢を持てたという。今も奨学金を大学の教科書など必要なものの購入に充てている。金井さんが利用している「あしなが育英会」奨学金。原資は個人・企業からの寄付。高校入学予定者が申し込んだ奨学金。赤色が申請した人数、青色が給付が決まった人数を示している。これまでは返済が必要で申し込みの9割程度に奨学金が出ていた。昨年度からは安心して勉強してほしいと返済不要に変更。想定以上の申し込みが殺到し、資金が追いつかなくなり、今年度、奨学金を出せたのは45.3%。さらに物価高が子育て世帯の生活や教育に影を落としているという調査結果もある。NPO法人が経済的に困窮する子育て世帯を対象に行なったアンケートでは、77%の家庭が1年前と比べ「家計がとても厳しくなった」と答え、回答者のほとんどが「厳しくなった」と答えた。また、高校生世代への影響では、58%が「塾や予備校に行けない」と答えた他、「経済的な理由で志望校を諦めた」との答えも。「あしなが育英会」にも申請者から切実な訴えが届いている。この春、奨学金を申し込んだ世帯の平均年間所得は139万円。「あしなが育英会」はインターネットを使ったオンライン寄付ができる仕組みを整えるなど、より広い範囲の人に支援を呼びかけている。冨樫奨学課長は「子どもたちが自分自身で選べる、進学したいと思ったときに進学できる社会になってほしい」と話した。

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