スピードスケートの高木美帆(30歳)が、日本選手最多タイとなるW杯通算34勝目。ミラノ・コルティナ五輪開幕まで、およそ1年。カナダ・カルガリーで開催されたスピードスケートW杯女子1000mに、北京五輪で金メダルを獲得した高木美帆が出場した。W杯通算33勝の高木美帆は、このレースで清水宏保と小平奈緒が持つ日本選手最多34勝目を目指す。高木美帆は最初200mを全体2位のタイムで通過。ここから持ち味の持久力を生かして徐々にペースを上げると、600m地点で全体トップに浮上。そして、レース終盤も力強い滑りを続けた高木美帆はトップをキープしたままフィニッシュ(タイムは1分13秒10)。W杯の1000mは今シーズン無敗の3連勝と好調の高木美帆は、日本選手最多タイのW杯通算34勝目を飾った。