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「8TH SEA オイスターバー」 のテレビ露出情報

広島大学の堀内教授は卵アレルギーの人も食べられる卵の研究をしている。去年、食物アレルギーの原因となる特定のたんぱく質が含まれない卵を開発し実用化に向けた研究を行っている。消費者庁の調査では食物アレルギーの原因となる食べ物の1位は鶏卵で食物アレルギー全体の3割強を占める。アレルギーの原因は鶏卵に含まれるたんぱく質で体内の免疫機能が異物と認識しかゆみや咳などの症状が出る。ほとんどのたんぱく質は加熱でアレルギーが出なくなるがオボムコイドというたんぱく質は加熱の効果がなく加工食品でもアレルギーを起こす原因となる。堀内教授らはゲノム編集技術を使いオボムコイドを作る遺伝子が働かないニワトリを育てることに成功した。ニワトリの精子や卵子の基になる細胞にアレルギー物質を作れなくするゲノム編集を加える。そうして出来た細胞を卵に入れて孵化させ成長したオスとメスとを何度かかけあわせるとアレルギー物質が少ない卵ができる。現在アレルギー物質を持たないニワトリは100羽を超える。ゲノム編集したニワトリの子どもはオボムコイドが遺伝子から消える。見比べても普通の卵と差はない。
カキはビタミンやミネラルが豊富で栄養価が高いことでも知られている。オイスターバーなど運営する企業が10年をかけ「あたらないカキ」の開発に成功した。研究・生産は沖縄の久米島で行っている。深さ200m以上の海洋深層水が利用できるからだという。食中毒は牡蠣が海中に漂うウイルスを取り込むことで起こる。そのウイルスのいない海洋深層水を使って養殖している。独自で育てたプランクトンを餌として与えることで安心な牡蠣を育てられる。牡蠣の完全陸上養殖は世界初の技術だという。「あたらないカキ」はエサの配合で甘みを強めたり渋みを足したり味のコントロールができる。「あたらないカキ」の価格は1個1000円前後と割高となる。
滋賀県立大学では魚の骨を柔らかくする研究が行われている。きっかけは子ども達の魚嫌いの理由だった。魚にリンをなくしたエサを与えることで骨を柔らかくしている。実験では50種類以上のエサを調合し骨への影響を調査した。骨を食べることでカルシウムをプラスで取ることができる。最終目標はサンマを頭から丸かぶりできるようにすることだという。
新牛乳「A2ミルク」が注目されている。ホリ乳業は北陸3県を中心に乳製品を扱い創業90年を超える。来月から稼働する新工場で「A2ミルク」の製造を始める。牛乳を飲んでお腹を壊す原因はベータカゼインというたんぱく質を消化・吸収できずに炎症を起こすことだという。乳牛の遺伝子の中にあるベータカゼインにはA1型とA2型の2つのタイプがありA1型の遺伝子の牛から取った牛乳が消化不良を起こすとされる。A2型の遺伝子の牛からだけ取った牛乳はお腹が痛くならない。「A2ミルク」の製造で注意が必要なのが牛が交わらないことと牛乳が混ざらないことだという。ホリ牧場ではA1型とA2型は厩舎を分離して飼育している。また耳のタグで個体を識別している。日本の乳牛の3分の2はA1型の遺伝子を持つ牛となっている。「A2ミルク」発売は来月中旬の予定で1日2000Lの生産を目指している。
住所: 大阪府大阪市北区角田町8-47
URL: https://www.oysterbar.co.jp/shop/detail.php?sid=HW0024

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