スーツにかける金額はコロナ禍前は4716円だったのに対し、去年は3382円と約3割減少してしまっているが、その中で鍵を握るのは女性向紳士服という。その中で紳士服のAOKIはレディス服戦線の強化を発表している。上戸彩さんらが新ブランド「MeWORK」のイベントには登場し、20～60代をターゲットとしているという。腕まくりをしてもシワにならない・プリーツラインが落ちにくい技術を使う・家で洗えるなどの特徴を持っている。紳士服全体は減速しているのに対しレディースの売上高はこの3年毎年約1割伸びていることに焦点を当てたのだといい、働く女性のビジネスウェアを目指していく。東京・中央区のスーツスクエアは青山商事の店舗となっているが、こちらも「CIS.」というレディースブランドを提案し黒石奈央子さんが手掛け、スーツを普段使用しない女性に向けた告知をSNSでも展開している。