「オシノミクス」とは推しとエコノミクスをかけ合わせた造語で、人々が推したい気持ちから来る消費行動のこと。日本では3人に1人に推しがいるという調査結果もある。推し活のサービスも多様化。オタクの聖地ともいわれる東京・池袋に今年オープンした「推し活居酒屋◯◯の会」は、取材を行った日も店内は満席。支持されているポイントを紹介。部屋の入り口に「◯◯の会」とあり、自由に文字を入れて自分たちだけの会を作ることができる。半個室の壁に広がるマグネットウォールに推しグッズを好きなだけ飾ることができる。そして更に照明の色を自由にチェンジ。推しカラーで空間を彩り、モニターにも推しの映像。自分たちだけの推しずくめ空間を人目を気にせずに堪能することができる。このオシノミクス市場は今急成長しており、市場規模はおよそ8000億円超と言われている。DANNY CHURROSの「推しチュロス」を紹介した。経済をも回し始めたオシノミクス、推している人たちの情熱の原動力を聞いた。「初めて推しができたんです、だから今めっちゃ楽しい。仕事頑張ろうって思える」「全ての活力になるというか全部その(推しの)ためにやって、その(推しの)ためにお金を稼いで好きなように買うのが生きがい。これ(推し)がなくなっちゃったら人生楽しめないと思います」と述べた。