梅澤高明氏はグローバル事業を目指すなら、日本人だけで奮闘するのではなく、グローバルな人材を揃えるべきと提言し、海外の投資家とも連携できればなおよいという。日本人のチームに最適化された手法では海外、違うマーケットに打って出るうえで壁にぶつかるのは必至。加藤浩次は積み上げてきた成功体験から脱却する難しさに言及し、梅澤氏に日本経済の進むべき未来について訊ねた。梅澤氏は「いろんな意味での流動性を高め、延命機器をつけて生き延びている企業は退出してもらった方がいい。空白スペースに新しいプレイヤーが入り、高効率・高収益な事業をつくっていくと、日本国内だけを考えても成長率は上がり、利益も増えるので従業員に還元できる」などと語った。ゆくゆくは海外から優秀な人材、資金を呼び込み、海外へ進出することが求められるという。梅澤氏としてはスタートアップの大きな塊をいくつかの都市でつくっていきたいといい、常識に囚われず、直感に素直になることが求められるという。
スタートアップで最も成功率が高いのは50歳前後の起業家で、ビジネスの常識、基礎的な知識を備え、人脈もあって業界にも通暁しているといえる。梅澤氏は大学院で教鞭をとっていて、「教育は気長だけど、ボディーブローのように1番効いてくる」と語った。
スタートアップで最も成功率が高いのは50歳前後の起業家で、ビジネスの常識、基礎的な知識を備え、人脈もあって業界にも通暁しているといえる。梅澤氏は大学院で教鞭をとっていて、「教育は気長だけど、ボディーブローのように1番効いてくる」と語った。