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「Core Kyoto」 のテレビ露出情報

西本願寺の御影堂では、1999年から10年がかりで、大規模な修復が行われた。使えるところは、可能な限り残しつつ、修復していく。建物の部材の傷んだ箇所を削り取り、そこに、新たに削った木材を埋め込んで整える。埋め木と呼ばれる技法だ。御影堂の部材には、先人の手による、魚や鴨など様々なかたちの埋め木が残されている。参拝に来た人を楽しませる遊び心も込められている。京都では、建築用の木材は、輸送に手間がかかるため、高価なものだったため、新たな木材で町家を建てることは少なく、古材で家を建て、修理しながら暮らすことが一般的だった。町家の玄関の上につくられた木置きは、かつては、町家の修理に使う古材を保管していた場所で、今ではそのほとんどが物置部屋などになっている。数十年にわたり、古材を収集・保管し、町家の改修に活かしてきた工務店もある。屋根裏に、焼け焦げた梁と柱やほぞ穴が残る柱が使われている町家もある。現在の改修工事でも、元の部材はできる限り残しつつ、欠けた箇所だけを新たな木材で補っている。手を加えた痕が目立たないように、何度も調整を繰り返している。

他にもこんな番組で紹介されています…

2024年2月24日放送 13:50 - 14:35 NHK総合
京コトはじめ(京コトはじめ)
俵屋宗達は琳派の始祖の一人。商人などを相手に扇などに絵を描く仕事をしていたと伝わる。「風神雷神図屏風」が傑作と言われる所以は風神と雷神の間に広がる金地の空間にある。支持を得た宗達だが当時の画壇で大きな地位を占めていたのは狩野派だった。宗達は琳派独自の表現の一つ、たらしこみという技法を生み出した。宗達の意匠を継いだのは尾形光琳。

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