中学生バレエダンサー・山田優七はモナコへバレエ留学へ旅立つ。今年4月、ニューヨークで行われた「ユースアメリカグランプリ」クラシック部門で1位に輝き奨学金を獲得してモナコへの留学が決定した。母は娘がバレエを始めてからパートを始めた。夫婦の寝室はバレエの練習場になった。7月、山田優七はモデルに抜擢されチャコット代官山店で写真撮影を行った。今年はプロ野球のオールスターゲーム第1戦で始球式も行った。またプロの舞台「Bright Step」に出演し海外のバレエ団に所属する日本のトップダンサーとともに踊ることになった。ハンブルクバレエ団・プリンシパル・菅井円加らに指導を受けた。山田優七は北海道札幌市の小林絹恵バレエスタジオに通っている。そこにKバレエトウキョウ芸術監督・熊川哲也が訪れた。山田優七が通っているのはKバレエの認定校で熊川哲也は激励にやって来た。熊川は2023年に「熊川財団」を立ち上げ高い志を持つ子どもに奨学金を出している。熊川哲也は「今、便利な文明の利器が発達して怖い世界に突入しているという危機感もありつつ、そこに対峙していくのは人の感情がしっかりAIに勝っていかなければいけない。それがクラシックバレエを教える上でキーになりそうな気がする」と話した。熊川はバレエには台詞がなく踊りと表情だけで表現するからこそ喜怒哀楽を人間らしい感情が育まれると語った。現在熊川哲也は人魚姫を題材にしたバレエ作品「マーメイド」の製作に携わっている。Kバレエの新作「マーメイド」で主役をつとめるのはKバレエトウキョウ・プリンシパルソリスト・岩井優花。岩井は16歳で米国にバレエ留学し米国でプロダンサーになった。岩井優花は岩手県盛岡市の出身。小柳玲子バレエ教室で4歳から学んだ。しかし中学生の時東日本大震災が発生し教室が流されるなどの被害を受けた。震災の2ヵ月後、岩手でKバレエの「ロミオとジュリエット」を鑑賞。ロミオ役を演じていたのが熊川哲也だった。岩井優花は「衝撃だった。Kバレエが来て公演してくれたことが励みになった」と話した。母は娘をいつでもサポートできるよう自宅に治療用の機械を導入し整体療術師の資格を取った。靭帯を切る寸前のケガをした時も母のサポートで万全な状態で舞台に立てるように回復した。
住所: 東京都渋谷区代官山町14-18
URL: https://daikanyama.chacott-jp.com/
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