2023年の全国の空き家率は13.8%で、今後も人口減少・世帯減少が原因で空き家が増加することが予想される。空き家の内訳は賃貸用や売却用などに含まれない「それ以外の空き家」が43%となっている。この「なんとなく空き家」の多くは相続した住まいで物置として必要で思い入れがあるため簡単には売れず、傷んだからといって解体費用をかけたくないなどから「なんとなく空き家」になっている構図がある。活用の方法として、借り主が自由にリフォームできるDIY型賃貸借が注目されている。
DIY型賃貸借では、借り主は好みに内装にできる、相場より安く借りられる可能性があるなどのメリットがあり、貸主はリフォームしなくても賃貸できる、退去時に住宅の水準が高くなっている可能性があるなどのメリットがある。デメリットは借り主は工事費用の負担や時間がかかること、貸主は細かな取り決めや確認が必要なこと。原状回復や近隣トラブル、管理・修繕を誰が行うかなどが問題になることがあり、あらゆる事態にどう対処するか細かく決めておくことが重要となる。
DIY型賃貸借では、借り主は好みに内装にできる、相場より安く借りられる可能性があるなどのメリットがあり、貸主はリフォームしなくても賃貸できる、退去時に住宅の水準が高くなっている可能性があるなどのメリットがある。デメリットは借り主は工事費用の負担や時間がかかること、貸主は細かな取り決めや確認が必要なこと。原状回復や近隣トラブル、管理・修繕を誰が行うかなどが問題になることがあり、あらゆる事態にどう対処するか細かく決めておくことが重要となる。