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「Dougugaeshi」 のテレビ露出情報

米国・ニューヨークのジャパン・ソサエティーでユニークなステージが披露された。Dougugaeshi(道具返し)。人形浄瑠璃のテクニックをモチーフにした人形劇。台詞やナレーションはなく、音楽や照明に合わせて背景のパネルが動く抽象的な作品。舞台裏に300枚以上パネルを用意し、4人のパペティア(人形使い)たちが動かしている。製作したのはニューヨーク在住のパペティア、バジル・ツイストさん。30年以上のキャリアがあり、前衛的な作品で知られている。バジルさんは淡路島の人形浄瑠璃を描いた古い映像を見て、その独特な舞台転換のテクニックに惹かれたという。実際に淡路島を訪ね、道具返しの研究をしている。そこで学び感じたことを元に、独自の道具返しを製作した。描かれた絵は淡路島の道具返しで使われていたものがベースになっているが、バジルさんのアイデアも盛り込まれている。公演時間は1時間。見る人が自由に解釈できる人形劇を楽しんだ。バジルさんについてマイケル・マカティア氏は「バジルさんは祖父も大のパペット好き。それに影響されて彼はフランスのパペット学校に留学。そこでわかったのは世界中のパペッティアが日本の文楽が大好きで日本の伝統芸能全体に対してリスペクトを持っていることから彼は結局淡路島まで行って文化を吸収した」などコメント。

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