2024年10月4日放送 10:05 - 10:55 NHK総合

キャッチ!世界のトップニュース
アメリカ

出演者
望月麻美 マイケル・マカティア 中川栞 
(オープニング)
オープニング

オープニング映像と挨拶。マイケルさんのコーナーは後ほど。

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ニューヨーク(アメリカ)
(ニュース)
米大統領選挙 投票まで1か月

米大統領選挙は11月5日の投票まであと1か月となっている。ハリス副大統領はウィスコンシン州、トランプ前大統領はミシガン州を訪問しているが、ハリス副大統領の元には共和党のリズ・チェイニー元下院議員も父であるディック・チェイニー元副大統領とともに応援に駆けつけている。チェイニー元下院議員は共和党のNo.3だった経験を持ち、トランプ氏の支持者による連邦議会襲撃事件の調査委員会議長を務めた経験も持つが、ここでは党よりも国を優先すべきと訴えるとともにトランプ氏の主張する関税引き上げは共和党の価値観に合致しないと批判している。また、著名人ではブルース・スプリングスティーンさんが民主党支持を呼びかけている。

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植民地返還へ 軍事基地は維持

イギリスは200年余りイギリスが統治してきたインド諸島にあるアフリカ・チャゴス諸島を東アフリカの島国であるモーリシャスに返還し、アフリカ最後の植民地が返還されることとなった。今後もアメリカ軍と共同で使ってきた軍事基地の権利は持ち続ける。チャゴス諸島はモーリシャスの北にあり、60以上の島々となっていて大半は無人島となっている。ディエゴ・ガルシア島は米軍基地があるが、この基地も維持される。イギリスは基地を建設するために約1500人の住民はモーリシャスやセーシェルに移住させてきたが、返還後は帰還が可能になるという。専門家はイギリスの同盟国の安全保障を守り基地を維持できるのは大きいとしている。一方で中国がこの合意を悪用することも懸念される。島民からは喜びの声も聞かれ、モーリシャスの国旗を立てる動きもある。国連も注意を行う中、イギリスは平和的に大英帝国最後のピースの1つを返還することとなった。

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チャゴス諸島 なぜいま返還か

イギリスがチャゴス諸島の返還を受け入れた背景には、強制移住された住民が訴訟を起こしたことでアフリカ諸国でも批判の声が強まっていること、イギリスのEU離脱後はヨーロッパの国々も統治を支持しなくなったことがある。また、2019年には国際司法裁判所が返還を勧告し、国連総会でも統治を辞めるよう求める決議が採択されていた。BBCはイギリスとアフリカ諸国との間にある障壁を取り除く必要があったと報じているが、チャゴス諸島はアメリカのアフガニスタンへの空爆やイラク戦争の拠点としての役割も持っていた。中国の脅威や中東情勢の緊迫の中、イギリスは領有権と引き換えに要衝の維持を図った形となっている。

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中国EV車 輸入関税上乗せ継続を採決へ

EU(ヨーロッパ連合)は4日、中国から輸入されるEV(電気自動車)に暫定的に上乗せしている関税を今後5年間、継続するかどうかを決めるための採決を行う予定。中国の反発を恐れて関税の上乗せについては27の加盟国のうちドイツやスペインなどから慎重な見方も出ている。米国・バイデン政権はすでに先月、中国製のEVへの関税を100%に引き上げている。4日、EU加盟国27か国は中国製EVに対し、最大45%の輸入関税をかける案について投票を行う。否決するには加盟国15か国以上かつ、EU全体の人口の65%を占める国々の反対が必要。フランス、ギリシャ、イタリア、ポーランドは賛成票を投じると報じられ、4か国合わせた人口はEUの39%であるため可決には十分とみられる。ドイツの自動車大手フォルクスワーゲンはEUの追加関税案を非難し今週初め、ドイツ政府に対し反対票を投じるよう要請した。情報筋によるとドイツは連立政権内で意見が割れ投票では棄権に回る可能性もあるよう。さらに11月に正式導入されるのを前にEUは、投票のあとも中国と交渉を継続すると報じられている。また、最低輸入価格を設定する価格約束についてもEUは改めて検討するとしている。

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コメの輸出禁止を解除 価格は急落

悪天候により収穫が減ったためインド政府は去年7月からコメの輸出を原則、禁止していたが生産が回復したとして輸出禁止を解除した。世界最大のコメ輸出国のインドが再び、輸出し始めることからコメの価格は急落した。インドの輸出量が圧倒的に多い世界のコメ市場ではインドの輸出戦略が大きな影響を及ぼす。インドは2022年の世界のコメの輸出量の4割近くを占めていたが2023年には国内のコメ不足を心配し非バスマティ米の輸出を禁止。パーボイルド米の輸出に20%の輸出税を課した。コメは、インドの主食で気候変動による気象の変化から流通に支障が生じる可能性があったということだが季節的な雨が予想外に多かったことからコメの過剰生産につながり輸出が再開された格好。輸出禁止の解除は世界的な価格に影響することから貧しい国や、その市民の負担が軽減されることになり、インドからの安価なコメの輸入に頼る複数のアジアやアフリカの国の利益につながる可能性がある。業界や農業団体は売り上げが期待できるヨーロッパや米国市場で販売できるよう政府に対して輸出再開を促していた。今回、価格は下落したが、長期的な影響について結論を下すには時期尚早だと専門家はみている。一方、インド国内では輸出が再開されてもコメの生産コストが変わらないため国内のコメの価格はほとんど変わらないとみられ一般家庭の負担は変わらないとされている。

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@nyc
コーナー紹介

マイケル・カティアの解説。あと1か月で大統領選挙。今週火曜日、ニューヨークで副大統領候補のテレビ討論会が行われた。大統領候補のテレビ討論会がセンセーショナルだっただけに今回の副大統領討論会にも期待が集まっていた。軍配は、報道ではややバンス氏。話し方がスムーズだったため。最も大切だった瞬間は、ウォルズ氏は最後、バンス氏に4年前、トランプ候補が負けたの受け入れているのかと聞き、バンス氏「過去にとらわれないでおこう」という逃げ方をしたシーン。

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日本の舞台装置が前衛アートに

米国・ニューヨークのジャパン・ソサエティーでユニークなステージが披露された。Dougugaeshi(道具返し)。人形浄瑠璃のテクニックをモチーフにした人形劇。台詞やナレーションはなく、音楽や照明に合わせて背景のパネルが動く抽象的な作品。舞台裏に300枚以上パネルを用意し、4人のパペティア(人形使い)たちが動かしている。製作したのはニューヨーク在住のパペティア、バジル・ツイストさん。30年以上のキャリアがあり、前衛的な作品で知られている。バジルさんは淡路島の人形浄瑠璃を描いた古い映像を見て、その独特な舞台転換のテクニックに惹かれたという。実際に淡路島を訪ね、道具返しの研究をしている。そこで学び感じたことを元に、独自の道具返しを製作した。描かれた絵は淡路島の道具返しで使われていたものがベースになっているが、バジルさんのアイデアも盛り込まれている。公演時間は1時間。見る人が自由に解釈できる人形劇を楽しんだ。バジルさんについてマイケル・マカティア氏は「バジルさんは祖父も大のパペット好き。それに影響されて彼はフランスのパペット学校に留学。そこでわかったのは世界中のパペッティアが日本の文楽が大好きで日本の伝統芸能全体に対してリスペクトを持っていることから彼は結局淡路島まで行って文化を吸収した」などコメント。

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Dougugaeshiジャパン・ソサエティー 創立110周年記念式典ニューヨーク(アメリカ)フランス人形浄瑠璃淡路島
”舞台を生き物のように”

バジル・ツイストさんに話を聞いた。バジルさんは「パペティアが動かせばなんでもパペットになると思う。ある日偶然日本の道具返しのビデオを見て日本では昔から同じような取り組みをしていたことを知った。ずっと昔からあったと知ってとても驚きました」「物に生命を感じるのは人間的なこと。だから人形劇は深いところで私達の心に響くんです」などと話した。バジルさんは来年3月からロンドンでとなりのトトロの人形劇を行うということ。

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My Neighbour Totoroロンドン(イギリス)
(ニュース)
2つの住所で住民登録を

韓国では平日は都会で働き、週末は郊外でのんびり過ごす人が増えている。このようなスタイルを反映して、住民登録を都市と郊外の2カ所ですることを提案する声がある。ドイツ、オーストリアのように第2の居住地にも住民登録ができるようにとの声が出ている。第2の住所地でも行政サービスが受けられるが、その代わりに地方税の一部を払うという内容。地域経済が活性化し、地方消滅を防ぐことができるとされる。一方で不動産登記などに悪用される可能性があるとの指摘もある。

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オーストリアドイツ大田市(韓国)忠清南道(韓国)韓国放送公社
これまでに入っている主なニュース

米国大統領選挙は11月5日の投票までほぼ1か月に迫った。僅差での接戦が続く中、民主党のハリス副大統領はウィスコンシン州を、共和党のトランプ前大統領はミシガン州を訪れ勝敗を左右するとされる激戦州で支持を訴えた。

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アメリカ合衆国大統領選挙ウィスコンシン州(アメリカ)カマラ・ハリスドナルド・ジョン・トランプミシガン州(アメリカ)共和党民主党
(エンディング)
エンディング

エンディングの挨拶。

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フランス
ワイン用ぶどうの収穫

フランスのサンテミリオン地区で400年続く家族経営のワイナリー。雨が多く日照時間が少なかった今年。糖度と酸度のバランスを見極め、例年より2週間遅く収穫を始めた。収穫のあと発酵や熟成を経て2年後瓶詰めされる。シャトー・クテ共同経営者・アドリアンダビッドボリュウ氏は「良い品質のものができました」などと話している。

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サンテミリオン地区(フランス)シャトー・クテメルロー
(告知)
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